子宮筋腫の手術をする事になりました。大きくなってしまった子宮筋腫をあらかじめ小さくしてから手術をするという形で話が進んでいます。
こちらの記事では、私が子宮筋腫を小さくする注射を打った事によって起きた副作用や、打つタイミング等、実際に経験してきた事をお伝えしていきますので、皆様の参考になさって下さい。
何故手術前に子宮筋腫を小さくするの？
子宮筋腫がかなり大きくなった為、子宮全摘手術をする事になりました。手術の際の傷口を小さくし、出血量を少なくするために、子宮筋腫を小さくするという事です。
傷口は小さいほうが良いですし、大量出血も怖いですしね。執刀医も手術がラクなのかなと思います。
子宮筋腫を小さくする注射 リュープリン
注射を打つタイミング
子宮筋腫を小さくする、リュープリンという注射を打っています。４週間に１回のペースで最大６回まで打つ事ができるそうです。私は２回打って手術する予定になっています。
生理中に１回目を打つほうが良いとの事で、私が打ったのは生理６日目でした。
内服薬で子宮筋腫を小さくする方法も
子宮筋腫を小さくする内服薬もあります。毎日飲み続ける必要がある為、飲み忘れてしまうと嫌なので、私は４週間に一度打つだけで済む注射を選びました。
注射の副作用
この注射は、女性ホルモンを減らす事で子宮筋腫を小さくする作用があります。ですので、いわゆる更年期障害の症状が出る場合があります。
生理の様な出血がある場合もあります。
頂いたパンフレットです↓
実際に出た副作用
翌日から、頭が重く痛くなりました。いつも頭痛が起きる時は激しい痛みが出るのですが、この頭痛は経験した事のない、重い感じのもの。痛み止めの薬を飲むほどではありませんが、不快な重さが毎日の様に続きます。
注射を打って３週目（次回の生理が始まる１週間前）に頭痛はなくなったのですが、今度は胸が張り、お腹が妊娠７～８か月位の様にパンパンに膨れました。お腹が苦しくて、のけぞる様に座ったり、靴下を履くのが大変だったり、少し食べただけでお腹が苦しくなったりして、久しぶりに妊婦の時を思い出しました。５日程続き、数日してから生理が来ました。
「この注射を打つと、真逆の反応が起きる人がいると聞いています。注射１回目の後は、今はこういう体だと認識する時間が少しかかる様です。」と、先生がおっしゃっていましたので、私はこのタイプなのでしょう。来週から生理だから体が準備しようとしていたのに、女性ホルモンが足りないので、一生懸命、女性ホルモンを出していた様です。
１回目の注射を打った後は、生理が来ましたが、出血量は微量で、一番小さいナプキンを毎日１枚しか使わず、５日で終了しました。随分ラクな生理で、ここでようやく注射の効果を感じられました。
しばらくの間、落ち着いていた頭痛ですが、２回目の注射の後に、すぐに頭が重痛くなりました。即効性ありすぎでした。
１回目の注射を打った部分は、蚊に刺された時の様な小さなしこりが残っています。人によって注射液の吸収するスピードが違いますので、いつ完全にしこりが無くなるかは今の所わかりません。
一番大きいのは、肝臓の数値が高くなってしまった事です。お酒を飲まない為か、いつも肝臓だけは綺麗なのでショックです。注射をやめると元に戻るから大丈夫とドクターに言われました。
エクエル＜エクオール＞は中止に
ヘバーデン結節の初期症状で、左指の関節が痛くなっていた為、エクエルを飲んでいました。エクエルを飲むと、痛みが綺麗に消えるので飲み続けていたのですが、これは女性ホルモンを増やすもの。子宮筋腫を小さくする注射は、女性ホルモンを少なくするもの。真逆の作用になりますので、中止して下さいとの事でした。どうしても指が痛い場合のみ飲んでOKとの事でした。整形外科で、痛み止めのクリームをもらっていたので、痛みが出ればそれを使えばいいかなと思いました。
今は意外にも、指の関節の痛みは出ていません。エクエルを飲むのをやめ、女性ホルモンを少なくする注射を打って、かなり女性ホルモンが少なくなっているのに不思議です。一時的な痛みだったのか、すでにヘバーデン結節の進行は終わっていたのか、定かではありませんが。
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まとめ
子宮筋腫を小さくする注射＜リュープリン＞は４週間に一度打てばOKですので、打つ分にはラクです。私の場合は頭痛とお腹がパンパンに膨れる副作用が起きましたが、私の知人２人は、この注射で副作用は起きませんでした。個人差があります。
私には、この注射は女性ホルモンを少なくして子宮筋腫を小さくし、子宮筋腫の手術をするものとして使っています。手術を回避するために使われるのかはわかりませんので、詳しくは産婦人科で相談下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。
