胃大腸内視鏡(胃カメラ、大腸カメラ)を麻酔を使って同時に検査してきました。オプションで、大腸にポリープが見つかった場合は、その場で取ってくれるというものも追加し、ついでにピロリ菌の検査もしました。
麻酔を使うため、苦痛なくあっという間に終わりますので、皆さんにもおすすめしたいと思い、ご紹介させていただきます。
▼ホリエモンの本に胃大腸内視鏡ポリープ切除検査の内容が書かれています。
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胃大腸内視鏡(胃大腸カメラ)ピロリ菌検査 大腸ポリープ切除
予約~説明
胃大腸内視鏡(胃大腸カメラ)ピロリ菌検査 大腸ポリープが見つかったらその場で切除をしてくれる病院を近所で見つけたので、検査の予約をとり、看護師さんから、検査の前日~当日の食事や絶食の詳しい説明を受け、下剤や薬、同意書をもらいました。
検査前日
大腸カメラ前日に食べないほうが良いもの
ニラ、ネギ、わかめ、ひじき、トマトの皮、ごぼう、こんにゃく、繊維の多いもの、オクラ、キウイ、スイカ等の種類やゴマ等。便秘の方は2~3日前から控えるようにということです。
絶食時間
検査前日の夕食後、夜10時から絶食(水、お茶は飲んでも問題なし)
寝る前に飲む下剤
コップ1杯の水で、センノシドという下剤を2錠飲みます。夜10時に飲むようにとの事でした。
検査当日
検査当日は絶食ですが、水はOKです。下剤を大量に飲むため、お腹が空く事はありませんでした。薬を服用している場合は、事前にお医者様と相談しておきます。
吐き気止めの薬を飲む
吐き気止めの、ドンペリドンを1錠、コップ1杯の水で飲みます。
1.8リットルの下剤を溶かす
さて、いよいよ噂の下剤を飲みます。マクゴールPという名前の下剤で、巨大な袋に白い粉が入っています。これに水を1.8リットル入れて、1~1,5時間かけて飲んでいきます。
検査時間の5時間前になったら、マクゴールPの袋に、水を500MLの線まで入れて降り、白い粉を溶けたのを確認してから、水を1.8Lの線まで入れます。最初にたくさん水を入れたら粉が溶けにくいので、まず少量の水で溶かすという事ですね。
下剤を飲む
コップにピコスルファートという液体の下剤を1本全部入れ、先ほど溶かしたマクゴールP下剤をコップに注いで飲みます。
その後、1~1.5時間かけて、下剤を全て飲み干します。
下剤の味
下剤の味はポカリスエットやアクエリアスと同じなので、とても飲みやすくて美味しいです。飲む量は多いけれど、それほど苦も無く飲めました。年配の方は少し厳しいかもしれません。
お通じ
さて、下剤を何回かに分けて飲んでいくと、何度もトイレに行くことになります。平均、5~10回だそうです。私は12回程行きました。下痢をしますが、お腹は痛くならない為、苦しくありませんでした。
排便がうまくいかない場合は、お腹をマッサージしたり、軽い運動(ウォーキング)をすると良いそうですが、外に出て運動するとトイレに行けないので(突如、便意に襲われます)、家の中で足踏みでもするほうが良いです。
便の状態は、最終的に色のついていない水状態になると200点、薄黄色い便が少し残っている様な感じで100点という事でした。私は100点の状態で臨みました。
いざ、検査の為病院へ
車や自転車で行けない?
検査当日は麻酔をする為、車や自転車で病院へ行かない様にとの事でした。しかし検査が終わってから、病院の営業時間終了まで4時間はある為、ゆっくり寝ていれば良いですし、その間にさすがに麻酔も切れますし、麻酔からなかなか覚めない場合は薬を使って目覚めさせるので、自転車で来院することは問いませんと看護師さんに言われていましたので、自転車で行くことにしました。
家から病院までは歩いて10分弱程ですので、自転車に乗れそうにないなら、自転車を押して帰ってもいいですし、自転車を病院に置いてタクシーで帰ってもいいなと思ったからです。
病院についたら、同意書を渡し、検査着に着替えます。お尻に穴の開いた恥ずかしいやつですw
ピロリ菌検査
まずピロリ菌の検査をしました。紙袋にフーっと息を入れて終了です。何のコツもありません。ピロリ菌検査は簡単ですね。
実は以前ピロリ菌が陽性で、20年ほど前に、当時はまだ自費でピロリ菌の除菌をした経験があります。それから数年後、胃カメラによるピロリ菌検査で、陽性と言われて除菌がうまくできてなかったのかと思ったものの放置。その後、ピロリ菌呼気検査で陰性。今回も呼気検査で陰性でした。
除菌後数年で陽性と出て、その後、除菌していないのに、何故陰性になったのはわかりませんが、一度陽性で除菌経験がある人は、毎年ピロリ菌検査はしておいたほうが良いと思います。胃がんの原因は99%ピロリ菌と言われています。
胃大腸内視鏡検査
胃は5~7分、大腸は10分、合計20分弱です。大腸にポリープがあった場合は切除する時間が追加されます。
ピロリ菌検査をした後は、重曹水の様な味のものを少し飲んでベッドに横になり、看護師さんが麻酔をしてくれます。腕に注射するタイプの麻酔です。数秒で意識が無くなり、5分程ウトウトしたかな?という感覚で目覚めたのですが、検査は全て終わっていましたので、実際は30分近く経っていた様です。
目は覚めましたが、頭がフラフラしているので、30~40分程ベッドで寝ました。そろそろ大丈夫かな?と起き上がって歩くとまだフラついていたので、もう少しだけ寝て、歩けるようになってから、検査結果を聞きに行きました。
検査結果<画像注意>
胃カメラの結果は 食道裂孔ヘルニア 逆流性食道炎(現在服薬中)
大腸は問題ないけれど、軽い炎症があったので念のため検査に出すという事でした。大腸にポリープは無かったため、ポリープ切除手術はありませんでした。
胃大腸内視鏡検査の費用
今回は、ピロリ菌、胃、大腸カメラ、病理検査を麻酔をかけて行いました。実際にかかった費用は3割負担で16000円でした。あらかじめ渡されていた検査費用の用紙には、22000円前後と書かれていました。
大腸ポリープがあった場合の切除
大腸カメラで、小さいポリープが見つかった場合は、ポリペクトミーという内視鏡手術をしてもらえます。ワイヤーをひっかけて、焼き切る手術です。術後、少し血便が出る場合があるそうですが、ほとんどの場合は安静にしているだけで止血するそうです。
大きいポリープや形の変わったものは組織検査後に改めて後日、日帰り、または入院手術になる様です。
今回大腸カメラをした理由は、ポリープが見つかったら、がん化する前に取ってもらおうという考えからでした。大腸に自覚症状が無くても、50歳位で1度検査してもらい、ポリープが見つからなければ、次回は10年後位で良さそうです。それまでの間は、会社や市の検診などで、便で大腸がん検査をすると無料~格安でできる為、そちらを利用しようと思っています。
検査後の帰宅
検査後、フラつきがなくなって検査結果を聞き、会計をして病院を出るまでは2時間程でした。余裕で自転車に乗って帰れましたし、お腹が空いていたので、帰りにスーパーに寄ってパンと牛乳を買って帰りました。焦らずにフラつきがなくなるまで、ゆっくり病院のベッドで寝るのが正解ですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?胃大腸カメラ、大腸ポリープ切除を麻酔をかけて、ついでにピロリ菌検査も一気にやって苦しまずに片付けようという、都合の良い検査でした。
下剤はポカリスエットの味で飲みやすいですし、下剤を飲んだ後の下痢も、お腹が痛くならないので辛くないです。あえて問題点を言うなら、検査後に麻酔が切れるまで、フラフラすることでしょうか。それも、すぐに治るので大した問題では無いです。
検査費用はそこそこかかりますが、これで胃、大腸がんを防ぐ事ができますし、寝ている間に全て終わるので、非常にラクで簡単です。この検査をすると、従来の麻酔無しの検査には二度とやりたくないと思います。
これからも予防医療として、この様な苦しまない検査して、早めに悪いところを見つけて、病気で苦しまず、お金や家族に迷惑がかからないようにしていきたいと思います。
▼ホリエモンの本に胃大腸内視鏡ポリープ切除検査の内容が書かれています。
価格:1,540円 |
最後までお読みいただきありがとうございました。