<画像感想レビュー>ミュージカル東京リベンジャーズ・2部とアフタートークも良

舞台、ステージの感想
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ミュージカル東京リベンジャーズ 大阪公演(2023年12月1日14時)観てきました。

あの、東京リベンジャーズがミュージカル化ですよ!

歌って踊るマイキーやドラケンなんて、想像しただけで面白いじゃありませんか。

一体どんな風に仕上がっているの?と、興味津々行って参りました。

こちらの記事では、東京リベンジャーズのアニメ、映画版は視聴済みで、北村諒(きたむー)推しの私が、ミュージカル東京リベンジャーズ大阪公演の感想レビューを画像付きでお伝えしていきます。

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ミュージカル東京リベンジャーズ 大阪公演 2023月12月1日14時

1部

ミュージカル東京リベンジャーズの今回の話は、アニメで言う所の第一部。

中学時代の彼女、日向の死亡を知ったタケミチは、ホームに突き落とされた事で、中学時代にタイムリープし、日向を救う為、未来を変える行動に出て、マイキーやドラケンに出会うも、結局失敗に終わってしまった。という所までです。

舞台は中央に階段が設置されていて、常に上下に立体的に移動しながら行われますので、2階席の方でも見やすい工夫をされています。

この舞台の面白い所は、歌って踊るヤンキーのカッコ良さ。一見、ヤンキーとミュージカルは、食い合わせが悪そうだと思っていたのですが、特攻服姿に合った振付だったり、歌だったりと、東京リベンジャーズの世界観に合っていて、違和感なく楽しめます。

歌は、場面ごとに違っていて、ロックだったり、ヒップホップだったり、ジャズっぽいのもあったりと工夫されています。

タイムリープするシーンは、握手して暗転し、信号機が赤と青に切り替わる事で、過去と未来を切り替える役目になっていました。

溝中5人は、タケミチと、あっくん以外はほぼセリフは無いのですが、見た目が本当に似ていて、仲の良さが感じられました。

あっくんは、この舞台では飛び降りたり、美容師になったりと、友達の中では重要な役目です。飛び降りるダークなシーンは、しっかりと劇中でも描かれていて、原作とほぼ同じでした。

この舞台のメインだと思われる、パーちんのシーンは非常に長く、タイマン勝負は息が止まるような激しくカッコいい演出でした。

私的に、一番原作に忠実だと思ったのがきたむーのマイキーです。推しだからという目線ではなく、マイキーの人懐っこさや、恐ろしさ、小柄ならではのキレが良く、小回りの利く身体能力の高さ等を、見事に表現していました。

喧嘩シーンの蹴りはマイキーそのもの。

そんなマイキーですが、登場はコミカルで、飛びながら殴りかかるシーンでは、横一列に並んだ4人に横向けに担がれ、相手にパンチをして、客席から笑いを誘ったり、サザエさんのエンデイングのタマのように、腰を振っていたりと、なかなかインパクトのある登場シーンでした。

↓舞台ではバイクには乗れないので、ひたすら自転車なのもコミカル。

ですが、メビウスとの抗争を前に、出ました!

「ヒヨってるやついる?いね~よな~!」

きたむー版の、このセリフが聞きたくて、この舞台を見に行ったようなもんです。

はぁ、カッコいい!ビシっと決まりました。

↓ついでに、美しいお顔も載せておきます。

この舞台で一番笑った部分は、マイキーとドラケンが喧嘩している時期に、タケミチの家に、お見舞いに行くシーン。

タケミチの家の庭にあるものを、手あたり次第使って、マイキーとドラケンが小競り合いをするのですが、ドラケン(いくみん)がバドミントンのラケットを使って、マイキーにシャトルを当て続け、マイキー(きたむー)は、おもちゃの短刀で、ドラケンの足を斬り、最後はラケットと短刀を見せ合い、テニミュと刀ミュの小競り合いは無事終了!

刀ではなく、短刀なのが、あちらの原作に忠実で笑いました。

↓小競り合いシーンでは、マイキーが、タケミチの庭の自転車に乗り、「ブンブーン」とバイクの真似をする所から始まります。

マイキーは見せ場が多いのですが、ドラケンは病院で謝るシーンと、刺されて死にかけるシーン程度しか見せ場が無いので、少し残念だったかな?

それにしても、いくみんの優しい雰囲気のドラケンもまた良かったです。

そんな中、この舞台のヒール役で一人、浮きまくっているの稀咲鉄太は、インテリヤクザのいや~な雰囲気むんむんです。龍儀君は、今まで、可愛いイメージしか無かったので、こんな役が出来だ!とビックリしました。

全体を通して、タケミチが主役の舞台です。アニメでは、タケミチは主役に思えないので、そこの描き方は良かったです。

2部

2部では、お客さんがペンライトやうちわを振って、一緒に歌って盛り上がりましょうの時間です。

キャストも客席に降りてのサービスタイム。楽しい時間ですが、いまいち、盛り上がりに欠けていました。今まで喧嘩や死を見せられ続けていたので、お客さんも、そう簡単には切り替えられないのかな?

1部で、歌が上手だなと思っていた、橘 直人を演じた佐藤信長君と、三ツ谷 隆訳を演じた酒寄楓太君は2部ではたくさんの歌唱シーンがあったので、嬉しかったです。

アフタートーク

今回のアフタートークは

司会 半間修二 磯野 大

龍宮寺 堅 井阪郁巳

三ツ谷 隆 酒寄楓太

稀咲鉄太 横田龍儀

好きなシーンは?との問いに、龍儀君は、タケミチと日向のキスシーンを挙げていました。可愛くてキュンキュンするそうです。自分がいつもと全然違う役をやっているため、どうもメンタルが不安定になっているそうで、タケミチと日向のシーンで、なごむようです。

いくみんはドラケンの金髪のカツラをつけて、髪をおろしている状態だと、信長君に、芸人のZAZYみたいだと言われ、ザジケンと呼ばれているそうです。ちょっと見てみたいです。

あとは、マイキーに踏まれたいだのという話が盛り上がり、今回のキャストに、結構Mが多い事も判明し、客席も沸いていました。このシーン、DVDの特典に入ってないかなぁ?

実はトークショーの時間が一番盛り上がっていて、先ほどまで怖いヤンキーだった人が、トークショーで明るくなるというギャップがあると、司会の磯野君が言っていたので、盛り上がっていたのだと思います。

という事で、1部、2部、トークショーと、盛沢山の内容で、目一杯楽しめた舞台でした。

この記事がどなたかの参考になれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。