<感想>元旦公演!ミュージカル『新テニスの王子様』The First Stage新テニミュ

舞台、ステージの感想
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遂に始まりました、新テニミュの幕開けです。毎年元旦はテニミュで迎えるのが我が家の習わしとなっておりますので、今年もテニミュで、新テニミュでの年明けとなりました。

こちらの記事では、ミュージカル新テニスの王子様The First Stageの元旦15時公演の感想を、お伝えしていきます。

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ミュージカル新テニスの王子様The First Stage元旦公演

1幕

オープニング

電車のシーンからリョーマ登場。「ハッピーニューイヤー!」の掛け声と共に、リョーマがソロで歌って踊って、つかみはOKというやつです。いきなりのハッピーニューイヤーに、これだから元旦公演はやめられないのよ。というお得な気分で始まりました。

コーチ、高校生、中学生選抜組の登場

コーチ3人による、合宿の説明と、いつもの見慣れた中学生たちVS高校生たちという図式を見せられ、選ばれた中学生たちが、高校生とどうやって戦うのか、さぁ新テニスの王子様の幕開けざんす。というのがはじまりました。

最初はいつものジャージで登場してくれたし、金ちゃんと赤也は続投メンバーなので、知った顔があるので更に安心できました。

シレっと初見のクラウザーがいます。 テニミュで見た事の無いジャージに違和感。紫のジャージを着ていたら平古場君にしか見えません。観客にクラウザーの説明を!

桃城VS鬼

この試合で桃城が完敗。鬼の強さ、高校生の強さを知ります。この鬼がめちゃめちゃカッコいい!気迫が凄いです。鬼役の岡本悠紀君が上手いからかな?歌も上手いし。鬼つながりの様で恐縮ですが、鬼滅の煉獄さんみたいです。稀にいる、無骨なのに女性から好かれるタイプといった感じ。

クラウザーVS中河内

ここでクラウザーの紹介が入るのかと思いきや、またもやスルー。観客に何かクラウザーの説明をw 中河内外道、通称、外道お兄さんは、試合の途中に遠藤章造の「サンバのリズムを知ってるかい。ホホホイホホホイ」をやりだして、客席爆笑!丁度、前日の大晦日に、ガキ使でホホホイやってたしね。試合に戻っても、まだしばらく客席沸いたままでした。本日のMVPは外道お兄さんに決定!クラウザーの存在は綺麗に忘れたw

白石赤也のダブルス

この試合が一番、心を打たれました(涙)白石が遂に包帯を取ります。オサムちゃんとの約束で白石は1年の時から腕に金のパワーリストを付けていた上に包帯を巻いて隠していたんですね。白石は柳に赤也のデビル化を抑えてくれと託されていた為、赤也の為に、白石はオサムちゃんとの約束をやぶってはずします。

更に白石は、赤也の髪型を褒めて、美容室を教えて等と言って赤也を安心させ、二人は以前からダブルスを組んでいたかの様な、最高のペアとなるわけです。大石菊丸のゴールデンペアの様です。エクスタシー&デビルスの歌が二人が最高のペアだという事を印象づけます。あぁ、良い試合でした。

白石役の子はいつもブレないなぁ。増子君が続投してるの?と思った程、違和感が無かったです。相変わらず、前田赤也のキャハハハは恐ろしいw

1幕終わり

1幕終わりで三船コーチが歌います。三船役の岸祐二さんが歌うと、ここは帝劇。9500円出した価値があったとつくづく感じられる歌声。メルパルクホールを崩壊しそうな素晴らしい歌声。緞帳が降りたけれど、三船コーチはうっかり緞帳の前に取り残され、スタッフがやってきて、消毒を吹きかけられそうになり「すな!すな!」と、吉本新喜劇のすち子と、吉田裕のドリルせんのかーい!のギャグをやってくれました。大阪会場ならでは。

2幕

手塚VS大和

部長対決です。ようやく出てきました、大和部長。何故こんな所にいるんだと、大和部長の問いかけに無言の手塚に、跡部が「お前はこんな所にいる人間じゃない、ドイツに行ってプロになれ、俺も後を追う」と言われ、手塚はチームの為ではなく、自分の為にテニスをやるという事に目覚めます。それにしても跡部様、テニスのプロになる気?跡部財閥はどうするの?w

千歳橘のダブルス

これは完全に捨て試合。なくても良いシーンでした。試合の途中で「一方その頃、負け組は・・・」が描かれ、リョーマや金ちゃん、三船コーチのシーンに切り替わります。こちらのシーンのほうが大事に描かれていますし、三船コーチが相変わらず、帝劇よろしく歌い上げますので、千歳橘というより、完全に負け組のシーンでした。

跡部VS入江

お待ちかね!跡部と入江の戦いです。入江の喋り方はほとんど不二周助ですw 最初は入江が跡部にフルボッコされ、情けない状態でしたが、実は演技。本当はめっちゃ強い!こういう所も不二先輩っぽいな。反撃され、ボコられはじめた跡部様は、突如、「俺は小さい頃、イギリスに住んでいてテニスが下手で負けっぱなしで・・・・」とはじまり、相手を見透かす事で強くなりやってきた過去を話しはじめ、跡部キングダム発令!というか覚醒!ベンチがわりの階段を、中学生達がコソコソと引っ張り出してきたので、「何かおっぱじめるな」と思ったら、跡部様は階段を駆け上り、スポットを浴びて、跡部キングダムを歌い上げ、中学生達はチーム氷帝の様に、跡部様の下僕になり、ダンサーとして跡部様を敬いはじめますw

しかし、転んで足を痛めた為、ここからボロボロ。結局タイブレイクになるも、もう戦闘不能の跡部。入江も「もう肩が上がらない」と宣言し、試合続投不可能で、ノーゲームになりました。跡部のボロボロっぷりを観るのも良いものでした。

氷帝のメンバーがいないと、跡部のカリスマ性がイマイチですね。猿山の大将っぽさが感じられないのはしかたないか。

鬼VS?

そして鬼がコートに入り、次の試合が始まるのですが、これも捨て試合でして、試合のほうは暗転し、スポットライトが入江と徳川に。徳川がタオルを投げた時に入江がキャッチし「肩が上がらないんじゃないのか」というシーンがあります。実は入江は余裕の状態で棄権したというわけですね。

アンコール&お正月カーテンコール

アンコールでリョーマが挨拶して緞帳下ります。

真っ暗の中、拍子木が鳴り、緞帳が再び上がると、キャスト全員、正座でお辞儀をした状態で登場。バックは松の木の絵と、お正月らしさ満載。手塚の挨拶で幕が下りました。手塚が関西弁で話してたのが印象的。緞帳が降りながら、コーチたちが餅つきのアドリブをしていたのを見逃さなかったわ。

という感じで終わりました。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。