ミュージカル「モンティ・パイソンのSPAMALOT」2021大阪千秋楽を観てきました。こちらの記事では、大阪ならではのネタや千秋楽のキャスト挨拶の様子等を含んだ感想と共に、観劇レビューをお伝えしていきます。
モンティパイソン2021 大阪千秋楽
この舞台の話をまとめて記事にしようと思っていたのですが、到底無理だと判断しましたので、感じた事を書き散らかす事にしましたw非常に乱筆ですので、先に謝っておきます。ごめんなさい。
大阪公演の面白いあらすじ
ストーリーはあってないようなものでw なんかわからんけど、エクスカリバーを授けられたアーサー王が聖杯を求めて勇者を集めて戦って、大阪のオリックス劇場でミュージカルを上演するために日本に向うも、大阪には円広志、ハイヒールモモコ(手下には買い物上手のやすよともこ)そして上沼恵美子という3人の魔物がいると言われる旅の途中、鬼滅の刃のコスプレや瑛人の香水、Niziuの縄跳びダンス等、流行りを取り入れながら(パロディと言う名のディスり)ドタバタコメディが繰り広げられる、笑いっぱなしで、非常に疲れる舞台です(大変褒めています)
観劇レビュー
エクスカリバーを授けられたアーサー王は勇者たちを集めます。山田孝之さんは非常に真面目に(その真面目さが逆に不気味で、もう笑える)アーサーをやっていて非常に舞台向きの役者さんだなと感じながらも、頭の中ではジャンポケ斎藤がチラつきます。
三浦宏規(最推し)は27歳、品の悪い関西弁を話すデニスと言うキャラ。テニスの王子様がデニスとか、ややこしいわ。今回、彼の関西弁での長台詞を初めて聞いたわけですが、関西弁には違いないけれど、このアクセントは一体どこ出身?と思う場合は、たいてい三重県。吉田沙保里さんの関西弁もそう。関西弁ネイティブでないと聞き分けられない微妙な違いを、しっかり確認してしまい、やっぱり彼は中部の人なんだなと、改めて認識した次第です。(地味に凹む)
そんな三重弁で話す中、突然キンプリのシンデレラガールを歌いだし「やめとけ、あの事務所、どんどん人がやめたり、次々留学したりして、何かあるんだから」と突っ込まれるも、「アイドルになったら40歳でもキッズ(キンキキッズ)と言えるんだ」と言い返すも、「場所を考えろ(ここ大阪)」等、まあ、ジャニーズディスリでバンバンうけてました。
そんなデニスもアーサーの仲間になったとたん、標準語になり、キリリとかっこよく変身。というか跡部っぽくw
新妻聖子さんとスモーク付きで船漕いで三浦ファントム登場。オペラ座の怪人が大好物の私へのサービスかw 「クリスティーヌ!」と叫ぶと会場爆笑。そして二人のお歌タイム。新妻さんの歌もセリフもほぼ自虐。「また帝劇に立てるわ~♪」等と、レミゼ経験者の二人が派手に歌い上げます。新妻さんにつられて、三浦ファントムの低音の響きが非常に素晴らしく、オオっ!と声が出た程。今回はバレエシーンが無くて残念だったけれど、これでチャラよ。
三浦君の見せ場の時に、山田孝之さんに「行け、テニスの王子様」とか言われてたけれど、小関君もテニスなんだけど、もう過去系なのか?w 小関君も最近、何かとお芝居やら出ているので、久しぶりに見たら随分成長していて、おばちゃん嬉しかったよ。←?
1幕の出番も少ない新妻さんは、2幕の半分近くまできて、ようやく出番。レミゼに王家の紋章にと数々の大舞台に出たのにこの扱い。ずっと楽屋でりくろーおじさんのチーズケーキ食べてたわと、自虐自虐のオンパレード。この舞台、どんな舞台だった?と聞かれたら、「新妻聖子の無駄遣い」と言いますw
今回、賀来賢人さんは自由すぎて、始終、何言っているのかわからない、ゆる~い感じで「何やってもいいってわけじゃないんだぞ」と共演者に突っ込まれてました。一人で何役もやっていたので大変だったとは思うのですが、ダラ~っとしていましたねw だから、嫁の尻に敷かれていると言われてました。しかし、ホモの役の時は、ここが賀来賢人の一番の見せ場と言わんばかりに、ギラギラパンツで変態的に真面目に踊ってました。
この舞台の強烈なスパイスが、シソンヌじろう。有吉の壁で、声がうるさいのは知ってましたが、生で聞くとほんとうるさいw 有吉がうるさいって言ってるのがよくかわりました。そして不思議ちゃんなキャラが似合ってました。
カーテンコール&舞台挨拶
カーテンコールの後は、大阪千秋楽でしたのでキャスト挨拶がありました。シソンヌじろうが「新妻聖子です」と挨拶したので会場爆笑。しかたがないので?新妻さんは「シソンヌじろうです」と言うはめにw 最後は山田孝之さんが「ジャンポケ斎藤です」と落としました。ナイスですね~←ヲイ!
ということで、めっちゃ笑って疲れた舞台でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。