エルフザミュージカル<ELF – The Musical>大阪公演に行ってきましたので、ネタバレを含む感想やレビュー、面白かったカーテンコールや、ロビーの様子をお伝えしていきます。
エルフザミュージカル あらすじ
あるクリスマスイブの夜。サンタクロース(ブラザートム)は、人間の男の赤ちゃんが袋に紛れている事に気づかず、連れ帰ってしまいます。その子を助手のエルフに託し、バディと名付けられてすくすく成長していきます。
自分が人間という事を知ったバディ(浜中文一)は、父親がニューヨークの絵本出版社で働くウォルター(吉田メタル)という事や、母親はバディを産んだ後に亡くなった事を聞かされ、父親に会いに行きます。
父親と会ったバディはウォルター家で義理の母エミリー(一路真輝)と腹違いの弟マイケル(松本幸大)に出会い、仲良くなります。バディはデパートでマネージャー(東山義久)の元で働き、同僚のジョビーとも恋人に。
ある日、バディは雪を降らせたい為にウォルターの絵本の原本を書類をシュレッダーにかけてしまいます。激怒したウォルターだが、話を知っていたバディのおかげで・・・
キャストの様子
バディ:浜中文一
最初から最後まで出ずっぱりの大役です。サンタの世界から現実の世界にやってきたので、ピュアな分、世間知らずでズレている様に見えるも、憎めないキャラを上手に演じていました。元気いっぱいといった感じでした。
マイケル:松本幸大(宇宙Six / ジャニーズJr.)
浜中君とW主演という事ですが、出番はそれほど多くありません。ピュアな弟役で、ダンスや歌は彼のほうが上手でした。
サンタ:ブラザートム
サンタと社長役をされていました。とにかくゆるくて面白いです。この舞台の緩衝材です。体も大きく見栄えしますし、歌ももちろん上手。舞台にはまる人だなと思いました。
ウォルター:吉田メタル
エンパイヤステートビルで働くエリートの前に、昔の彼女との子供が現れたという、少しパニックになりつつも、息子を受け入れていくという重要な役目を上手に演じていました。
マネージャー:東山義久
あまり目立たない役なので、少し東山さんにはもったいないなと思っていたのですが、最後のキャスト紹介で、爆発させる様に踊りまくっていましたw あぁ、東山さんだなと思う瞬間でした。
カーテンコールショーが面白い!
カーテンコールショーとして、吉田メタル、浜中文一、松本幸大の3人が登場。メタルさんが客席を回りながら、風船を膨らませてプードル等を作ってお客さんに渡している間、浜中君が舞台上でジャグリング、松本君が山下達郎のクリスマスイブを歌っていました。
舞台の感想等もお話されていて、メタルさんが、浜中君を抱っこする時に、モロに股間を触ってしまい、浜中君が「おお!」と思わず声を上げてしまった事w
少年隊になるなら誰が良い?の質問に、メタルさんが先にヒガシが良いと言った為、次に松本君が「どっちでも良い」と言った事で、ニッキとかっちゃんしか残っていないなら、もうどっちでもいいというニュアンスで受け取られ、二人からツッコミが入ってしまい、「そういう意味じゃない」と撤回していましたが、「この事をみんなでつぶやこう」と浜中君が言ってましたので、ここでバラシましたw
演出は?
児玉明子さん演出です。先日見たNARUTOが素晴らしく凝っていて、よい舞台を見た!と感動したのですが、今回のエルフザミュージカルは・・・あれ?随分古臭い雰囲気のミュージカルだなといった印象です。サウンドオブミュージックや、雨に唄えばの様な時代を感じました。本場のアメリカ版に寄せたのでしょうか?
日本でウケる作品?
2003年公開の映画「Elf」やブロードウェイを見ていないので、今回を見ただけのイメージなのですが、クリスマスを題材にしている事(宗教観の違い)サンタを信じている?信じていない?(ファンタジー)という事、エリートビジネスマンの登場(ドラマSUIT?)、旦那の隠し子を簡単に受け入れる良き妻(愛)、変わり者の主人公に簡単に惚れる女達(お色気)。という「アメリカ人の好きな、いつものやつ」といった印象です。
素敵なクリスマスのお話というピュアな目で見れる方や、アメリカだな~とシンプルに見れる方には良さそうです。
ロビーや舞台上の様子
ロビーはクリスマスらしい飾りつけです
お花は、浜中君あてに、関テレの関ジャニのジャニ勉から、沙央くらまさんあてにもお花が。
舞台が終わってからの様子です。クリスマスツリーで、クリスマスらしく。
最後までお読みいただきありがとうございました。