I AM FROM AUSTRIA-故郷(ふるさと)は甘き調 UCC貸切公演(2019年11月9日15時開演)を観てきました。約2年ぶり6度目のタカラヅカ。
タカラヅカは全然詳しくないので、トップの方もわかっていないですが、ミュージカルやお芝居は年に何度も見ていますよという目線で感想をお伝えしていきます。
I AM FROM AUSTRIA-故郷(ふるさと)は甘き調 感想
話は、オーストリアのホテルの息子と、オーストリア出身のハリウッド女優が恋に落ち、引き裂かれるも最後は結ばれるという、超ベタな設定です。
驚いた事
現代設定
現代の設定ですので、スマホやらSNSがたくさん出てきます。スマホで二人の居場所を突き止めたりして、今っぽいな~と感じる部分がたくさんあります。そういえば今まで観たタカラヅカは、フランスあたりで革命やら暴動が起きて、血塗られた歴史がなんちゃら・・・というヘビーな背景が多かったので、超現代ものをタカラヅカでやっている事に驚きました。
コメディ
結構なコメディです。会場から何度も何度も笑いが起きていました。今まで観たタカラヅカは、クスっとした事はあるものの、こんなに笑うタカラヅカは初めてです。名前がわからないのですが、何度も結婚離婚を繰り返しているマダム役の方と、高音で独特の喋り方(金田朋子さん風)をする方で、ピンクの服を着ている娘役さんが笑わせ役で面白かったです。
クレーン使用
恋の逃避行のシーンでヘリに乗る時に、クレーンの演出があります。「タカラヅカもクレーンやるんだ!」と驚きました。
客席降り
ヅカジェンヌさんたちが客席に降りて、お客さんとハイタッチして歌いながら客席を盛り上げるシーンがありました。これもタカラヅカでは初めての経験でした。通路側に座れたら勝ち組ですよ。
良かった点
トップの珠城 りょうさんはカッコいいですし、相手の美園 さくらさんのアルトの歌声はずっと聞いていられる程素敵でした。暁千星さんのパブロが個人的にツボでした。南米の男性が好きなのでw
気になった点
セリフの途中からタンゴを踊るシーンへの切り替えが悪く不自然に感じました。ちょっと強引でしたね。
ぶっこみポイント
ちょいちょい、ぶっこみポイントがあります。今回はオーストリアなのに、ホテルザッハのザッハトルテではなく、宝塚ホテルのザッハトルテを食べていたり、UCCのコーヒーを飲んだりします。宝塚市で他の日の公演を観ていないのでわかりませんし、東京公演ではまた違うかもしれません。以前、コカコーラの懸賞で宝塚のチケットが当たった時は、コカコーラを飲んで・・・というセリフをぶっこんできましたよ。
宝塚歌劇劇場の入り口の様子
105周年記念という事で、ラインダンスのパネルが飾っています。奥は宝塚ホテルが移転で建設中です。来年劇場横に宝塚ホテルが出来ますよ。
会場の中の様子
キュートな幕(ビジョン)です。宝塚ホテルのザッハトルテとUCCコーヒーを飲んでいる絵ですw
UCC貸し切り公演客層は?
UCCの懸賞で当たったせいか、普段の公演よりも男性の数が多いです。シニアの男性もかなり見受けられました。女性客は多いものの宝塚ファンは少なかったと思います。
抽選会
UCC貸し切り公演ですので、抽選会がありました。抽選を引いたのは娘役の方。(名前わかりません)トップさん達のサインが当たるのですが、例えば25番を引いたら、1階1列目の25番~2階の一番後ろの25番まで、全員にサインが当たるという太っ腹です。それとUCCコーヒーとコースターのセットも数名プレゼントでした。
入場の際にも全員がUCCのドリップコーヒーと、オーストリアの本をお土産にもらっていますよ。
まとめ
2年ぶりのタカラヅカですっかり垢を落として綺麗な体になりましたw 夢の3時間あっというまでした。通路に来てくれたジェンヌさんのバッチリメイクも見れたし、新しい発見もたくさんあって、とても楽しかったです。この10日間で、元ヅカジェンヌの方が出ているお芝居を3つも見たので、タカラヅカ三昧でした。
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最後までお読みいただきありがとうございました。