2023年6月5日 なんばグランド花月よる公演に行ってきました。
今回も、漫才に吉本新喜劇にと盛りだくさんで、大笑いさせていただきました。
こちらの記事では、なんばグランド花月よる公演の様子をお伝えしていきます。また、劇場の様子と簡単な感想を、動画にしていますので、合わせてご覧いただけましたら幸いです。
なんばグランド花月 よる公演
滝音
言葉のチョイスがとても上手で笑わせてくれる漫才です。
「メイドカフェに行ってみたい」から始まって、「俺はメイドカフェでコーヒー豆を買ったりして、普通にカフェとして利用している」という話に。メイドカフェのパワーバランスがおかしいということで、メイドを弱く、カフェを強く強調して言いはじめ、色んな言葉のパワーバランスが崩れていき、最後は、ぐりとぐらの言い方のバランスまでおかしくなってくるというネタです。
滝音は、派手さは無いけれど、じっくり聞いていると、とても味があって面白いです。
笑い飯
もうすっかりベテランです。ベテランのパターン化されたネタを、いつもどおりのルーティーンでやっている雰囲気があります。勢いはなくなったけれど、安定した面白さ。
反抗期の中学生が、オカンに朝ごはんを食べていけと言われて、食べたくないという小競り合いネタを何度も繰り返してクセになっていく笑いでした。
金属バット
登場からして、もう会場のお客さんの声が上がっていました。THE SECONDに出たばかりというのもありますが、やはり金属バットは生でみたい!という方が多いのでしょう。
TVにあまり出ていないにも関わらず、実はとてもファンが多いコンビです。それほど本当に面白いということでしょうね。かくいう私も、金属バット狙いで、今回見に行った次第です。
ネタはまず、メッセージ性のある曲の名前を忘れてしまったので、どの曲かを当てていくネタです。
「メッセージ性のある曲といえば、大黒摩季のLALALA一択だ」と決めつけるものの、男性の曲だったというと、「じゃぁマツケンサンバだ」と決めつけるものの、結局はラジオ体操だったという話。文章にすると全然面白くないのですが、ここまでの話し方がめちゃめちゃ上手で、笑いがバンバン起きていました。
そのあと、ナダルの話がでたとたん、会場の赤ちゃんが泣いてしまい、会場から出ていってしまったので、「全部ナダルが悪い」と押しつけていましたw
そして本編?のネタ。ツルの恩返しから始まる、かさ地蔵、浦島太郎等が登場する、昔話ネタを実体験したというネタ。これがとても巧妙にできていて、すっかり入り込んで聞いていると、シレっと血の匂いをさせたオチ。
「出た出た!劇場でしか見られない、金属バットらしさ」
をしっかり味わうことができました。満足w
ミルクボーイ
トリをつとめたミルクボーイ。最初はビンゴのネタで軽くはじめてから、本編?のパックンチョのネタ。
オカンの好きなお菓子はパックンチョちゃうか?という入りから。
パックンチョはディズニーの弱みを握っているから、色んなディズニーのキャラクターがプリントされているにも関わらず、ディズニーパックンチョというネーミングでは無い事や(アンパンマンのキャラのお菓子は、アンパンマンチョコ等、アンパンマンという名前がついているのに)
あれだけディズニーキャラが使われているのに、ディズニーランドで売られていない謎や闇の部分、更には、パックンチョと天童よしみとの以外な関係を、汗だくで内海が解説するという、壮大なストーリーが展開され、会場が爆笑の渦でした。
ミルクボーイは、映画を1本見たかの様な内容の濃さで笑わせてくれるという域の漫才に昇華したようです。
さすが私の最推し漫才師ですw
吉本新喜劇
酒井藍ちゃんが、一人二役をやっていたので、早替えで大変。でも手品のように早替えしたシーンもあって良かったです。
今回はヤ●ザ3人組の、吉田ヒロ、松浦真也、千葉公平が一番ウケていました。
中でも千葉公平さんの持ち場では笑いが多く、吉田ヒロさんの「カマンベール坊や」のダンスがドッカンドッカン笑いをとっていました。これは、アドリブっぽかったのですが、こんなにヤ●ザのシーンがうけているのは、初めて観ました。
この吉本新喜劇はTV収録が入っていましたので、2023年7月1日の放送で観られます。
他にも、MCが、「お客さん、どちらから来られましたか?」という質問で、北海道や沖縄からも見に来ていらしていて、会場を温めるのも上手でした。
この充実した内容のよる公演が、2500円で観られるなんて、よしもとって凄いですね。
動画 なんばグランド花月 よる公演
当日のなんばグランド花月の様子と、簡単な感想を動画にしましたので、御覧ください。
この記事がどなたかの参考になれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。