<動画画像レポ>BSP織田信長大阪公演初日・音響トラブルで無音も素晴らしい

舞台、ステージの感想
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ブルーシャトルプロデュース織田信長・大阪公演初日2023年3月10日 18時開演 に行ってきました。

ブルーシャトルらしい見応えのある舞台と共に、音響トラブルの為、長い無音の時間も一糸乱れず、ブルーシャトルの底力を見せてくれました。

こちらの記事では、ブルーシャトルプロデュース織田信長 大阪公演初日の様子を、動画と画像でお伝えしていきます。

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BSP織田信長 大阪公演初日

劇場の様子

ナレッジシアターでブルーシャトルを見るのは2018年の新選組以来。5年も経っているとは・・・コロナで時代をワープした気分です。

劇場に入ると、麗しい織田信長様と家臣達のお姿のポスターが。キラキラした衣装が映えます。

金曜の夜ですが、客席はほぼ満席。子役クンたちも出演していましたので、客席には、子供の姿もチラホラ見かけました。

開演

さて、開演です。

5年ぶりのブルーシャトルに、果たしてついていけるのか?と少し不安があったものの、のっけから、音楽に照明にダンス(舞い)、きらびやかな衣装、迫力のある動き、「あぁ、ブルーシャトルを観ているなぁ」と感じる安心感で迎え入れてくれました。

松田岳さんの信長の華やかな事!

華があるとはこのこと。

キラキラしている信長ですが、内側から出てくる信長の無骨さ、荒さがキラキラを良い意味で打ち消しているので、丁度良い、舞台映えです。

先日、木村拓哉さんの主演映画 レジェンドアンドバタフライを見たばかりなので、どうしても比べてしまうんだろうなと思っていたのですが、舞台はやはり派手で豪華で心が動きます!

映画とはぜんぜん違う、異空間。やはり舞台の臨場感は半端ない。

今回は秀吉がムードメーカーになっていて、客席から笑いが何度も起きていました。

ここで一句のシーンはアドリブだったのか?かなり難しい顔で一句ひねり出して、信長様にOKを出してもらっていました。

秀吉は身軽なので、前半はずっと動き回っているイメージでしたが、後半は信長の一番忠実な家臣としての、誇りを感じられる、素敵な役柄でした。

今回のお芝居で一番笑ったのが、明智と信長の相撲。明智は何が何でも寄り切らないシーンが面白く、挙げ句、指相撲で勝負をつけるシーンになると、客席からは大爆笑。明るく楽しく、印象に残りました。

音響トラブル

音響トラブルは、2幕の確か「敵は本能寺にあり」と言った直後だったと思うのですが、ここから戦いの一番大事なシーンが15分程、無音で行われました。セリフが無く、踊りと殺陣が繰り広げられるという見せ場。あえて、無音にする事で、引きつけられる演出効果だと思って見ていたのですが、あまりにも長すぎた為、これはトラブルなんだなと気づきました。

それにしても、無音の中、足音だけが響き、演者の皆さんの動きが完全に合っている姿は鬼気迫っている様に見え、まさに稽古の賜物だと感動しました。

カーテンコールで、松田岳さんが音響トラブルに合って「かなり動揺している、しかしブルーシャトルプロデュース10周年として試されているのかも」とおっしゃっていました。

終わってからはお客さんが5人程、泣かれている姿を見かけました。

私としては今回の音響トラブルは<ブルーシャトルプロデュースの底力が見えた>と強く印象に残りましたし、こういうトラブルがあると、特別なものが見られてラッキーと感じ、逆に良かったと思えて、感謝するばかりです。

動画

今回の公演の様子を動画にまとめています。よろしければ御覧ください。

こちらの記事がどなたかのお役に立てれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。