大阪や関西地方では、夏になると冷やしあめが登場します。この冷やしあめは一体何なのか?関西出身在住の私が、お伝えしていきます。また、簡単な冷やしあめのレシピも公開しますので、気軽に作ってみて、暑い夏を乗り越えましょう。
冷やしあめとは
冷やしあめは独特の甘辛さ
冷やしあめとは、簡単に言うとショウガと砂糖を煮詰めた飲み物です。砂糖の甘さとショウガの辛さがどちらも非常に強く、喉が痛くなりますw 大げさに言うと、砂糖生姜シロップの原液を飲んでいるかの様な濃厚な味が正しい冷やしあめ。子供は飲めない味なので、関西の子供には不評です。
ジンジャーエールとは違う?
ジンジャーエールがめちゃくちゃ甘くなって、炭酸が水になった感じが冷やしあめなのですが、軽い口当たりのカナダドライのジンジャーエールではなく、ウイルキンソンのドライ(とても辛いです)のジンジャーエールに大量の砂糖が入った感じが冷やしあめが似ているなと個人的には思います。
▼ウイルキンソンのジンジャーエールドライはこちらから購入できます
[飲料]★送料無料★※ウィルキンソン ジンジャエール 190ml瓶 1ケース24本入り (200)(ジンジャーエール)アサヒ飲料 価格:2,482円 |
冷やしあめは大阪関西の夏の風物詩で心象風景
夏になると、お茶屋さんの入口に、冷やしあめと、グリーンティのマシンが登場します。このマシンは冷やしながら攪拌してくれるすぐれもの。子供はグルグルかき混ざるマシンを永遠に見ていられるものです。
母親と一緒に買い物に行った際に、夏は毎回お茶屋さんに立ち寄り、「1杯頂戴」と言うと、お店の方がプラスチックの紙コップ?に入れてくれます。お店の人と「今日は暑いな~」等と立ち話しながら飲み干したら、このマシンの下にあるごみ箱にコップを捨てていくといくシステムです。普通のガラスのコップに入れてくれるお店もあります。
母親が飲んでいる冷やしあめを一口もらうと、濃厚で強烈な甘辛い刺激に「ウゲ!」となり、二度と飲まないと心に誓ったものです。大人になって飲むと、そこまで強烈ではないんですけどね。そのかわり子供は冷やしあめと一緒に売られているグリーンティを飲みます。このグリーンティがまたものすごく甘いのです。抹茶の苦みを完全に封印するまで砂糖を使って、子供が大好きな飲み物になるというわけです。
冷やしあめは、昭和の関西の子供にありがちの、心象風景のひとつでもあります。
冷やしあめの作り方
新生姜の量の倍の砂糖と水でシンプルに作ります。本来、甘みは麦芽水飴を使用しますが、家にあるものや、手に入りやすい普通の砂糖で。新生姜がなければ、普通の生姜でOKです。気負わずにおおらかに作っていきましょう。
新生姜 100g
砂糖 200g(ザラメを使用すると冷やしあめらしい茶色になります)
水 200g
① 新生姜は皮をスプーンでこそげとって下さい。
② ①をフードプロセッサーにかけるか、すりおろします。
③ 鍋に②と水を入れて5分程煮ます。
④ ザルにキッチンペーパーを敷き、生姜、ボウルに汁を分けます。
⑤ 生姜の水分がなくなるまで絞ります。
⑥ 鍋に汁を戻し、砂糖を入れて砂糖が溶けるまで煮たら完成です。冷蔵庫で保存しましょう。
冷やしあめの飲み方
普通の冷やしあめの味は、この出来上がったシロップと水を1対1位で割った感じですが、好みの量の水や炭酸で割って下さい。レモン汁を入れるとスッキリして非常に飲みやすいです。シナモンを振ると、コクが出ます。唐辛子を入れる方も。お好きな飲み方を見つけて下さいね。
冷やしあめサワー
冷やしあめのサワーも美味しいです。炭酸とレモン汁と多めにして、酎ハイ等を入れてみて下さいね。夏にピッタリのお酒です。
クックパッドでも公開しています
簡単!大阪関西の冷やしあめ by *ヒトミ*
▼お手軽に冷やしあめのパックはいかがでしょう
送料無料 メロディアン 高知の生姜でつくった冷やしあめ 200ml紙パック×24本入 ※北海道・沖縄は別途送料が必要。 価格:2,903円 |
▼本格派の京都無添加冷やしあめもよろしいですね
価格:2,800円 |
最後までお読みいただきありがとうございました。