生や水煮ビーツを、お店で見かける機会も多くなってきましたが、まだまだ馴染みが無いので、食べ方や調理方法をご存知ない方も多いと思われます。
こちらの記事では、ビーツの下処理や葉っぱや実の食べ方、注意点、販売店の情報についてお伝えしていきます。
ビーツってどんな野菜?
ビーツの見た目は赤カブです。実の中や葉っぱの茎の部分も赤いのが特徴です。
少し土くさいですが、味はとっても甘いです。さつまいもや、かぼちゃよりも甘いので、スイーツ作りとしても大活躍します。
ビーツの下処理
ビーツの実や葉っぱ(茎)は、焼いたり、茹でたり、レンジで下処理します。とても簡単にできますよ。
レンジ
ビーツの実や葉(茎)は皮を剥いてスライスし、レンジ600wで5~6分、柔らかくなるまでチンして下さい。茎のほうが時間がかかる様ですので、様子を見ながら。
茹でる
実を茹でる場合は、臭み取りと変色防止にレモン汁を少し入れて(気にならない場合は無くてもOK)水から茹でます。丸ごとでも皮を剥いても、スライスしてから茹ででも。柔らかくなればOKです。
葉(茎)を茹でる場合はそのまま茹でて下さい。
焼く(おすすめ)
アルミホイルで丸ごと包んで(大きい場合は切って)オーブンやトースターで焼きます。1個100g程度の大きさで180度で1時間程です。この方法が一番美味しいですよ。
ビーツの簡単レシピ
ビーツの実サラダ
茹でるかレンジか焼くかして、下処理で柔らかくなったビーツをいつものサラダに。スライスや千切りにして。甘さがあるのでドレッシングの様になり、サラダが食べやすくなりますよ。
葉や茎も一緒にサラダにしても。
ビーツの実のきんぴら
ビーツの実の皮を剥いて、細く刻み、フライパンに油をしいて数分炒めます。甘みがあるので味付けは醤油だけでOK。好みでゴマや七味、少しほんだしを入れても美味しくなりますよ。
もちろん、葉や茎も一緒に炒めても。
焼きビーツ
ビーツの実をアルミホイルに包んで、トースターやオーブン180度で1時間程、柔らかくなるまで焼きます。レモン汁を付けて食べると、臭みがなくなり、甘くホクホクしてとても美味しいですよ。
スムージー
ビーツ100gを茹でるか焼くかして柔らかくなるまで火を通して冷まします。皮を剥いて、牛乳100cc、ヨーグルト(加糖)大匙3程度、レモン汁小匙1をミキサーで混ぜます。
ビーツの葉のおひたし
ビーツの葉と茎を茹でます。10分程かかると思います。しぼって、醤油やかつおぶしを。ほうれんそうのおひたしの様です。
スライスしたエリンギと一緒に、バターで炒めて塩コショウします。エリンギがピンクに染まります。ほうれんそうのバター炒めの様です。
ビーツの注意点
ビーツは扱うと、台所中ピンクに染まります。包丁、まな板、鍋、シンク、ふきんに、手に服に、いつのまにか床まで!ビーツを購入したら一気に調理したり、牛乳パックをまな板代わりにする等の工夫をしたほうが良いと思います。
それと、ビーツをたくさん召し上がった翌日のお手洗いに行かれると、血便や血尿が出たのかと驚かれるかもしれませんが、ビーツの色素なので安心して下さい。ピンクのドラゴンフルーツを召し上がった時も同様です。うちの犬がビーツのスムージーを半分以上盗み飲みして、翌日は真っ赤なものを出してましたw
少し汚い話になってしまいましたが、馴染みの無い野菜ですし、大切な事なのでお伝えしておきます。
ビーツの販売店
ビーツはまだ取り扱いが少ないですが、少しずつ見かける様になってきています。生のビーツですと、道の駅や高級スーパーの様なお店でよくみかける様になりました。八百屋さんやスーパーに売ってる場合もありますよ。
2021年初夏収穫分-ちょっと訳あり- 長野県産 生ビーツ2kg入り / -Imperfect Produce- Beet, Fresh, 2kg 価格:2,280円 |
ビーツの水煮は、コストコと業務スーパー、高級スーパー(いかりスーパー)で販売しています。業務スーパーといかりスーパーのビーツは、独特の土くささ(ビーツらしいくさみ)がありました。コストコのビーツはくさみが無かったですが、自然のものなので、当たりはずれはあると思います。
ニュージーランド産 ビーツ 1kg(250g×4袋) 【BABY BEETS 水煮】 価格:1,554円 |
また、ビーツの水煮缶はカルディで売ってます。
S&W スライスビーツ 425g(固形量200g)【あす楽対応】【ビーツ】【libby リビー スライスビート】【sliced beets】【非常食】【保存食】【長期保存】 価格:432円 |
まとめ
ビーツはボルシチのイメージが無いですが、普通に茹でてサラダに、炒めてキンピラに、葉っぱはほうれん草と同じ様に扱うだけでOKです。まずは気軽に馴染みのある食べ方でどうぞ。
ビーツは生でも水煮でも、触れた部分がピンクになりますが、洗ったり拭くだけで取れる場合がほとんどですので、気軽に試してみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。