レジェンドアンドバタフライの試写会が当たりましたので、見てきました。
この映画のプロモーションとして、木村拓哉さんと伊藤英明さんが、岐阜を訪れて、あの日、岐阜が湧きましたね。
こちらの記事では、映画レジェンドアンドバタフライの試写会のネタバレを含めて、良かった点等をお伝えしていきます。
レジェンドアンドバタフライ ネタバレ
試写会では、この様はカードを頂きました。SNSで宣伝して下さいね。と裏に書かれています。
今回は、最後までしっかりとネタバレします。
レジェンドアンドバタフライは、信長木村拓哉と濃姫綾瀬はるかのラブロマンスが軸となっています。
格好ばかりで大うつけと呼ばれる信長は、気が強く戦闘力が高い、嫁の濃姫に不満タラタラ。
初夜には濃姫に一本背負いされ、雉撃ちでは負け、挙句の果てに崖から落ちて、濃姫に助けられる始末。なんとも情けない信長の姿と、しっかりものの濃姫の、相反する性質がはっきりと描かれています。
ここの綾瀬はるかは、演技力はもちろんの事、戦う為の動きが素晴らしいです。身体能力が高いんでしょうね。
そんな性格の合わない二人は、京都で、今で言う所のスラム地域に踏み込んでしまい、濃姫は襲われそうになって、信長に庇って貰ったことがキッカケで2人は仲良しに。
ついでに妊娠もしてしまいますw
しかし悲しいかな、流産して、精神的に参ってしまいます。
信長はその頃、信長側の兵が大量に討死し、かなり追い詰められた状況のため、「子供はまた作れば良い等」と、心のない言葉を、濃姫に浴びせてしまいます。年齢的に、もう子供は作れない濃姫はショックを受けます。
さらに信長は、比叡山で僧侶や女子供まで皆殺しにし、焼きつくしてしまいます。信長に殺される恐怖の中、鬼気迫る僧侶の読経の声が、凄まじい迫力で、残虐で、この映画の一番印象に残ったシーンです。
さすがに、「人としてどうよ?」の声が上がり始め、「この人無理!」
となり、濃姫に離縁されてしまい、明智光秀も同じく、このひとがトップに立つのは違うと感じ、後に裏切られる事になります。
しかし、やらなければ自分が殺されるという時代。
疲れ果てた信長は、飲めない酒を飲んで身も心もボロボロになります。
ここのキムタクの、酔っ払って自暴自棄な演技は上手です。
やはり自分には濃姫が必要だと思い、濃姫を連れ戻して復縁します。濃姫もまた、離れている間も信長のことを思っていました。しかしこの時、濃姫は病気になっています。
「本能寺で、もう戦は終わり。戻ってきたら、濃姫が行きたがっていた南蛮へ行こう。」と約束して本能寺へ向かいます。
明智に裏切られた信長。
蘭丸は斬られて信長の腕の中で死に耐え、本能寺では火が周り、
もう後がない!と、床板を外して本能寺から脱出。(突然の場面展開に驚きます。)
濃姫を連れて、一緒に船に乗り無事出港します。船では嵐の日もあったけれど、南蛮人とダンスをしたり、夢のような毎日を過ごします。濃姫のお腹も大きくなって、まさに幸せの絶頂。
遂に南蛮の陸地が見えてきた!
この後、また急展開で、本能寺のシーンに戻ります。(先程までのシーンは、そんな幸せを二人が同時に描いた夢という事でした)
そして信長は「人間50年・・・」を舞った後、首を斬ります。
その頃、濃姫は信長の帰りを待ちながら安土城で病死。
ここで映画は終わりです。
キャスト&顔が特殊メイクでわからない
キャストのメイクが凄いので、キャストロールを見て、「家康が斎藤工だったとは!北大路欣也出てた?」等と驚きますので、あらかじめ誰が出ているのか調べておいたほうが良いと思います。
感想
この映画の信長役に木村拓哉さんはキャラが合っていると思います。綾瀬はるかさんは、演技力が高いので、何をやっても合っていますね。
セットやお金が豪華で、超お金をかけているとわかる雰囲気がムンムンで、これだけでも十分見応えがありますので、話がいまいちだと思っても、リカバリーできます。
信長、濃姫、明智、家臣の気持ちが描かれているので、なるほどと映画を見進める事ができます。歴史ものは諸説ありますが、この映画では、明智はこういう気持ちだったので、信長を裏切った等ということがわかりやすいです。
監督を『るろうに剣心』シリーズなどの大友啓史、脚本を『コンフィデンスマンJP』シリーズなどの古沢良太が担当してるので、本当にそのとおり。るろうに剣心の様な動きですし、コンフィデンスマンの様に、ラストは騙されます。
何一つ無駄なシーンは無いけれど、この映画は3時間弱あるので、夕方から見ると、終わるのは夜。おばちゃんのキャパを越えますので、これから見に行かれるおばちゃんはご注意をw
レジェンドアンドバタフライの意味
タイトルの「レジェンド」は織田信長のことであり、「バタフライ」は「帰蝶」という呼び名があったと言われる信長の正室・濃姫を意味する。 織田信長と濃姫、政略結婚で出会った2人が対立しながらも、やがて強い絆で結ばれ、天下統一という夢に向かっていく姿を描く。
映画の中で、アゲハチョウが出てくるシーンがあります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。