舞台ハイヒールとつけまつげ!レビュー感想!笠置シヅ子の半生を神野美伽主演で

舞台、ステージの感想
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舞台『SIZUKO! QUEEN OF BOOGIE ~ハイヒールとつけまつげ~』を観てきました。こちらの記事では、舞台ハイヒールとつけまつげのレビュー感想や、ロビーの様子、客層等をお伝えしていきます。

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『SIZUKO! QUEEN OF BOOGIE ~ハイヒールとつけまつげ~』とは

東京ブギウギや銀座カンカン娘でお馴染みの、笠置シヅ子の半生。昭和の戦前戦後を通して、日本人離れした強烈な歌唱力。時代に選ばれた歌手、笠置きシヅ子をを神野美伽さんが演じる舞台です。

キャスト

神野美伽 山内圭哉 星田英利 福本雄樹 鈴木杏樹

バンド

小原孝……ピアノ(音楽監督)

ASA-CHANG……ドラムス・パーカッション
MUSIC UNLIMITED ORCHESTRA……ホーンセクション
Satoshi Gogo……ギター

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SIZUKO! QUEEN OF BOOGIE ~ハイヒールとつけまつげ~ 感想

話の流れ

シヅ子が香川で生まれ、大阪でもらわれて育ち、宝塚歌劇に応募するも不合格。松竹の少女歌劇で活躍し上京。服部良一先生による作詞や作曲の歌で人気者に。たった一人の弟を戦争で亡くた後、婚約者である吉本興業の跡取り息子の吉本穎右が病死。その12日後に、子供が生まれてシングルマザーをしながら、戦時中、戦後の人々の心を元気づける、時代に選ばれた歌手になるも、突然の引退。その理由を誰にも知らせないまま、70歳で死去。という流れのお芝居です。

1幕~2幕の感想

今回、舞台化するにあたって、服部良一先生の歌が2つ見つかったそうで、その1つがシヅ子の弟へ向けた歌です。弟からの戦地から届いた手紙を読みあげ、戦死してしまった悲しみの、熱がこもった歌に心を揺さぶられ、1幕が下ります。

2幕は婚約者吉本穎右との出会い。昭和19年という終戦1年前の、日本人にとって一番つらい時期が、実はシヅ子にとって一番幸せだった時期。吉本興業の跡取りの妻になり、歌手をやめる覚悟をしていたシズ子だが、吉本穎右が肺病になり病死。その12日後には、吉本穎右との間にできた娘が誕生し、東京ブギウギを歌ったりと、シヅ子が大成功を収めたシーンに感動します。

その後9年で突如引退。アンコールで銀座カンカン娘や買い物ブギ等、ヒット曲を披露してくれました。銀座カンカン娘は、キャスト全員が一人ずつ歌うシーンがあるのですが、ほっしゃんは、あまり覚えていなかったですw 鈴木杏樹さんは、きちんと歌っていて、さすがだと思いました。今回、買い物ブギの続きの歌詞(曲)が見つかったそうで、本邦初公開として披露されていたのも良かったです。

舞台はお芝居3割、歌7割程度で、ほぼ歌がメインです。生バンドの演奏ですので迫力満点。コンサートを見ている様であり、お芝居を観ている様でもあり。素敵な舞台でした。

笠置シヅ子という人物を知らない私でも、十分に楽しめる舞台でした。神野美伽さんの演技が素晴らしく、笠置シヅ子のパワフルなキャラクターを上手に演じられていましたし、もちろん歌も素晴らしかったです。

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ロビーの様子

お花は西川きよしファミリー等、たくさんの方から届いていました。

生前のシヅ子の写真も飾られていました

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客層は?

やはりシニア層が圧倒的です。アンコールでシニアの方々がノリノリで歌ったり、スタンディングオベーションしている姿は素敵に思えました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 


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