テニミュ!ミュージカルテニスの王子様全国大会青学VS立海後編3rd大阪公演!感想レビュー

舞台、ステージの感想
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テニミュ!3rdもいよいよラスト公演!ミュージカルテニスの王子様全国大会青学VS立海後編の大阪公演(2020年1月10日 19時開演)に行ってきましたので、感想、レビュー等をお伝えしていきます。

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テニミュ全国大会 青学VS立海後編 大阪公演 レビュー

公演の流れ

1部はリョーマが滝に落ち、記憶を失くしたものの、過去に戦ってきたライバル達と戦って、記憶を取り戻していきます。記憶を取り戻した事により、テニスの楽しさに目覚めたリョーマは、2部で天衣無縫の極み状態になり、幸村を倒し、青学を全国優勝に導きます。その後、青学と立海の3年生の卒業式があり、先輩たちが卒業したそれぞれの学校は、海堂や日吉が部長になったりと、新しい体制のテニス部が少し描かれ、最後はみんなで歌って、キャストが客席に降りてお客さんとハイタッチで終了です。

キャストの様子

キャストが多いので全ては書ききれませんので、今回目立っていたキャストのみお伝えしていきます。

越前リョーマ 役 阿久津仁愛

越前リョーマ

リョーマ役の仁愛君。連日歌っているせいか、ちょっと高音が出ていない(元々苦手なのかな?)と感じる部分がありましたが、動きが良いですし、演技についてはリョーマがテニスの事がわからなくなるものの、最後はテニスって楽しいじゃん!♪となり、天衣無縫の極みに目覚めるシーンが非常に良かったです。これは演出も良かったんだと思います。
最後の試合でリョーマを演じるのは非常に重要ですが、とても上手!としか言いようがありませんでした。
日吉と戦う時の「げ・・げ・・(下剋上だ)」というシーンの日替わりの下剋上の言葉は、「げ・げ・現代っ子だ」とリョーマが言い、それに対して日吉が某タピオカ店の名前を言ってから試合が始まりました。仁愛君のタピオカ愛がここにも!といった感じで、客席から笑いが出てました。

幸村精市 立石俊樹

幸村精市

綺麗な顔してますね、ほんとw そして歌が非常にうまい!声が綺麗!過去の幸村でナンバー1の歌唱力です。もう聞きほれました。演技や動きは良いのですが、幸村としての迫力はやや欠けるなと感じました(美しすぎたかw)

客席に降りてハイタッチしていく時に、運よく私も出来たのですが、他のキャストが次々とお客さんとタッチして去っていく流れ作業の中、「こっちの通路は白石がいるし、あっちの通路は日吉がいるし・・」といった感じで、自分はどの通路を行けば良いのか?といった様子で、通路の十字路をウロウロあたふたして、結構どんくさい(可愛い)姿を拝めましたw

跡部景吾 役 三浦宏規

跡部景吾

はい。推しですw サーブするだけで、どんだけ美しい所作やねん!といった様子で、バレエダンサーの柔軟な肩甲骨の動きや、ハイジャンプを拝見いたします。一人でのダンスシーンはもちろんの事、大勢でのダンスシーンは、肩や腰の入れ方が一人違うのがよくわかりますw

舞台上ではテニスラケットを持ったバレエダンサー、舞台を降りてくるとベイビーフェイスのめっちゃ可愛い20歳の顔を拝めます。一度も跡部と思わないまま終わります(正しい推しの見方)

歌は、先日東宝ミュージカルを踏んだからか、あっちの歌い方になってきていましたw

跡部様が歌いながら出てくるシーンがあるのですが、何故でしょうか、何かが面白くて会場クスクス笑い声。そこに白石もハモリながら登場した後、白石のポーズを二人で一緒に決めるシーンがあるのですが、向かい合って腕や手をガシャンガシャンと合わせた後(戦隊もののポーズの様に)、白石のポーズを決めるという一連の動きに、二人の呼吸が合わずにグダグダになり、客席爆笑。三浦君が「もう一回やろ」と言い、やり直して2回目で決まりました。

今回のイチオシ!亜久津 仁 役川上将 日替わり担当

亜久津 仁

亜久津 君が今回の日替わりの担当でした。開幕前の「ケータイの電源を切って下さい・・」等のアナウンスから、休憩前のトーク等の日替わり担当をしていたのですが、とにかく笑いを取りまくる!

1部が終わる前に、客席に降りて「1,2列目に座っていてオペラグラス持ってきてる奴いるか」と、お客さんを見つけ、最前列でオペラグラスを持ってきていたお客さんのオペラグラスを借り「ここから見たらどうなるんだ。うわ、すっげー(オペラグラスでステージを見る)」「これで何を見てるんだ?推しか?推しのどこを見てるんだ。顔か?顔じゃなきゃやばいので、顔にしておこう。それで、お前の推しは誰なんだ?」の質問に、お客さん「跡部です」「あいつ、どんだけモテるんだ!こうなったら、ランダムバッジで跡部を当ててきてやる」と言って通路を走って客席から出て行きます。

休憩後、また通路から登場。「バッジはお客さんでないと売れないと言われた。しかたないからSNSで交換しろ、譲る、求むってあるだろ」と言って客席大爆笑。

他にも田仁志君とつかみ合いになるシーンで、お互いの顔が近くになった事で客席から何故か笑いが起き、二人ともガチで笑ってしまって、芝居が先に進まなかったりして、また笑いが起きていたりと、他にも笑わせてくれるシーンがたくさんありました。

柳生比呂士 役大隅勇太

柳生比呂士

2番目の推しですw カッコいいな~。立海卒業式でのシーンで、ブンちゃんと並んで、二人で顔の横でピースしたりして、なごませます。毎回このシーンは日替わりなので楽しめます。

それと、SAY●● と言って●●の部分をお客さんに言ってもらうを今回担当していたのですが、SAYアデューとは言いませんよ。絶対言いませんよ。とお客さんに言わせた後、アデューと言って去っていくのですが、その時数人ズッコケました。真田と日吉のズッコケっぷりが、即、吉本新喜劇入団レベルでした。まぁこれは真田と日吉の手柄ですw

演出の雰囲気

良かった点

リョーマが滝に落ちるシーンです。滝壺にスモークをたいて、水煙を表現していて綺麗でしたし、プロジェクションマッピングで滝に流木が流れてきたせいで、リョーマが滝に落ちてしまったというのが、非常にわかりやすかったです。1stだと、何でリョーマは滝に飛び込んだんだろ?という風しか見えなかったですので、プロジェクションマッピングってありがたいなと思いました。

気になった点

リョーマは天衣無縫の極みで、1球打つごとに、天井のライトが全開でピカ!っと客席に向かって光る為、目が潰れて何も見えなくなります。最近この演出をする舞台って多いです。やめて頂きたいです。

ハイタッチできたキャスト

お楽しみのハイタッチ。通路から2番目の席でしたので、通路に来てくれたキャストとは全員ハイタッチできました。今回は丸井ブン太 役大薮 丘、日吉 若 役内海啓貴(2回)、幸村精市 役立石俊樹、伊武深司 役健人、桃城 武 役大久保 樹 と。

ロビーの様子

大きなパネルがあります。皆さん、跡部様だけ撮影されていましたw

上映時間や休憩時間

全体でアンコールを含め3時間、休憩15分。この休憩時間のトイレが大混雑。並んでいる間に、開演のブザーが鳴りますが、気にせずに。トイレに人がいるい限り、開演しないはずです。

 

というわけで、全体の感想は「テニスって楽しいじゃん!」でした。あぁ、やっぱり卒業公演は良いわ。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。